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上越市で東京五輪聖火リレー スポンサーの大型宣伝車も登場

2週間前

東京五輪の聖火リレーが2021年6月4日、新潟県内で始まった。あいにくの雨となったが、上越市では市立春日小(大豆1)からリージョンプラザ上越(下門前)までの約2.6kmを12人のランナーが聖火をつないだ。聖火ランナーに先行し、スポンサー4社の大型宣伝車も登場した。2日目となる5日は長岡市をスタートし、三条市や新潟市、村上市など8市町村を聖火が巡る。

12人のランナーが聖火つなぐ

本県の聖火リレーは4日、糸魚川市でスタートし上越市に引き継がれた。右腕に障害がありながらもサッカーに打ち込む男子高校生、老舗かまぼこ店を切り盛りする女性、1964年の東京パラリンピック陸上のメダリストの男性など、14歳から83歳までの多彩なランナーが駆け抜けた。上越市区間は当初13人のランナーが走行予定だったが、前日に12人に変更された。

沿道に手を振る上越市区間第1走者の長尾さん(市立春日小付近)
聖火リレースタート

生まれつきの脳性まひで手足に障害がある妙高市美守3の長尾桃花さん(20)は、父、義郎さん(46)のサポートを受けながら車椅子でリレーした。「いつも助けてくれた人たちに感謝を込めて笑顔で手が振れました。今までたくさんの人にお世話になったので、これからは私が誰かの手助けになることができたら」と話した。

沿道の応援に応える嵐さん(謙信公大橋東詰付近)(提供:東京2020組織委員会)
嵐さん①

2002年釜山アジア大会で銅メダルを獲得したセパタクロー元日本代表の上越市五智1の会社員、嵐富美雄さん(43)は「天気が心配だったが、多くの人が沿道にいて楽しかった。五輪は選手が思い切って競技に取り組んでほしいと、気持ちを込めて走りました」と語った。

上越市区間最終ランナーの林君(リージョンプラザ上越付近)(提供:東京2020組織委員会)
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最終ランナーの上越教育大学付属中学校3年の林創君(14)は、降りしきる雨の中、ミニセレブレーションに参加した約180人の観客の拍手に迎えられ、リージョンプラザ上越にゴールした。リレー後は開口一番、「最高でした」。「一生に1回の2分間だと思って、上越の人に元気を与えたいと全力でやりました」と語った。

スタート地点でリレーを見守った上越市の53歳の女性は「もっとランナーが遠くにいて、人でごった返すかと思ったら、間近で見られてよかった」と話していた。

ゴールではミニセレブレーション

ゴール地点となるリージョンプラザ上越ではミニセレブレーションが行われ、事前応募の市民などが参加した。聖火到着前に地元の太鼓や民踊のステージが披露され、トーチを持った林君が市内の中学生によるサポートランナー20人と会場に到着すると、会場からは大きな拍手が送られた。

ゴールのリージョンプラザ上越で行われたミニセレブレーション
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一段と目立つスポンサー車両

聖火リレーで一段と目立っていたのが、ランナーに先行して走るスポンサー車両だ。日本コカ・コーラとNTT、日本生命保険、トヨタ自動車の最上位パートナー4社の大型宣伝車が連なり、音楽を流したり乗り込んだDJが会場を盛り上げるマイクパフォーマンスをしたりしながら進んだ。

聖火ランナーに先行して走るスポンサーの大型宣伝車
20210604スポンサー車両

車の周りでは各社のスタッフが沿道の観客に手を振りながら、タオルや飲み物などを配って歩いた。糸魚川市から4歳の息子とともに来ていた40代の夫婦は「改造車両が大きくて、見ているだけで楽しかった。グッズももらって子供も喜んでいて良い思い出になった」と話していた。

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